ICO中のFriendz( $FDZ )は企業とインフルエンサーのステマを仲介するサービス。詳しい説明&実際に登録してやってみた
こんばんは、今日からFriendzのICOの入金受付が始まったようです。
せっかく調べたので、日本語のサイトではほとんど載っていないFriendzのアプリの詳しい中身について紹介します。
僕がこれを知った時、なかなか大胆なことやるな〜とびっくりしました。
今回は、考えられるリスクも含めてご紹介いたします。
この記事は、ICO参加を勧めるものではありません。あくまで情報収集のための記事です。投資は自己責任で行ってくだっさい。
- Friendzのビジョン
- Friendzはステマ案件には三種類ある
- 投稿にはルールがある
- 報酬について
- じっさいに やってみた
- これはサービスとして伸びそう
- トークンとして持ってる価値がある?
- リスクなど
- リファレンス
Friendzのビジョン
人には、人から商品を勧められた時の方が、広告を見た時より買いたくなるという心理があります。
そこに着目したのがFriendzです。
Friendzは、個人のFacebookやインスタグラムに広告をアップしてもらい、より高い広告効果を企業に提供しようというサービスです。
広告を出稿した個人もトークンをもらえるので、企業・個人ともにWinWinな関係となります。
Friendzはステマ案件には三種類ある
Friendzのアプリを利用する人は、毎週水曜日に届くステマ案件をこなしてFDZ(フレンズトークン)を入手できます。
ステマ案件には三種類あります。
Public
インスタグラムまたはフェイスブックにお題に沿った写真を投稿する。1日1回までで、朝9時から夜9時の間の投稿のみ受付。
↑これのことですね。HUAWEIとかREEBOKとか並んでますね。
Invisible
特定の投稿にいいねやコメントをして、そのスクリーンショットをFriendz運営に送る。
いわゆるいいね稼ぎです。
Survey
アンケート・調査に答える。
以上の三種類のキャンペーンをこなすことにより、ユーザーは報酬を受け取れます。
投稿にはルールがある
Friendzを通して企業案件をFBやインスタグラムに投稿するわけですが、それにはルールがあります。
1.オリジナルコンテンツであること
どこかから引っ張ってきた画像を使ってはなりません。
2.真性なアカウントであること
自分自身のプロフィールが記されたFB、インスタグラムのアカウントでなければなりません。
3.Friendzからの投稿であることは隠さなければならない
Friendz案件の投稿の際、Friendzの案件で投稿したことをコメントで触れてはいけません。
ステマであることがバレたら元も子もないですからね。
4.投稿の範囲を広げる方が良い
FBなどでは公開範囲を「誰でも」「友達」など限定することができますが、狭めるほどFriendzのアルゴリズムが報酬を下げます。
5.投稿を削除してはならない
Friendzの企業案件の投稿を削除すると、自分のコインが0になり、元の状態に戻すにはたくさんのキャンペーンに参加する必要があります。
また、削除しっぱなしの場合、最悪のペナルティを受けます。
企業案件で報酬をもらって投稿を削除したら、持ち逃げと同じですからね。
6.ハッシュタグは変更してはならない
キャンペーンで条件づけされるハッシュタグは、だいたい「企業の名前」+「何か」なのですが、それを変えてはならないということです。
7.Friendzの類似サービスを利用しないでほしい
Friendzサービス開始以降に始まった類似サービスを同じFacebookアカウントに紐付けすると、Friendzでもらえる案件は少なくなります。
報酬について
粗悪な写真に報酬がつくのを回避するため、ユーザー相互でレーティングをつける仕組みになっています。
各々のユーザーは投稿された写真に1から5まで評価をつけることができ、平均して2.5以上の評価がない写真に対しては報酬が発生されません。
また、個人の影響力が低かった場合、報酬が下がることがあります。
じっさいに やってみた
まず開くと自分の影響力が数値化されて出てきます。
ポピュラリティー0w
自分の影響力だと企業案件は来なくて、オレンジっていう案件とほか2件しかなかったのでオレンジを投稿。
自分のプロフィール画像です。
これをフェイスブックにアップしました。なるほど意外と気楽にできますね。
これはサービスとして伸びそう
これ、いいですね。
写真スキルも上がるしお金ももらえるし。
一石二鳥です!
トークンとして持ってる価値がある?
公式曰く、トークンを長い間持ってると何か特別なことがあるそうです。
そこにトークンを持ち続けるインセンティブが発生するのだとか。
それはPoSの報酬とささやかれていますが、どうなんでしょうね。
大半のインフルエンサーはプルーフオブステイクでマイニングをするほどスペックの高いPCは用意できていないのと思うので、トークンを入手してもすぐに現金化してしまうオチが見えている気がするのですが。。
代理マイニングとかあるんですかね。
そういうことを考えるとPoSじゃない何かな可能性もあると思います。
また、価格に関しては、会社がトークンを買い支えて価格の下落をある一定期間阻止してくれるみたいなので、ある程度は安心できるかもしれません。
投資家としては、買い支えの期間が終わる前に、価値の上昇を待って売り抜けたいところですね。
リスクなど
これまでけっこう褒めてきましたがリスクもいくつか考えられます。
サービスを誰にでも見れるようにすることで、ステルスマーケティングが「見える化」するわけですから、Friendzのステルスマーケティング自体が問題視され始めるかもしれません。
そうなった時に、FacebookやインスタグラムがFriendzをブロックしてしまうと、一瞬でFriendzは終わってしまいます。
また、ステルスマーケティングをしている企業も同時に「見える化」するわけですから、一度問題視されると企業も批判されて、ブランド価値を落としかねません。
すると、企業も一斉にFriendzから退散してしまう恐れがあります。
↑これらの会社ですね。(これ見せちゃってよかったのか。。? 現在は見れなくなっています。)
Friendzにはこういったリスクがあると思います。
要するに問題化するとよくないので、あまり多くFriendzを騒ぎ立ててあらぬところから批判が来るのを避けるように行動すべきかもしれませんね。
ICO以降投入した資金が1年間ロックされるそうで、これらのリスクが1年のうちに起こってしまう可能性を考えて、自分はパスしますが、みなさん興味のある方は購入してみるのも悪くないのではないでしょうか?
ではでは〜
リファレンス
FriendzのICOサイト(アフィなしです)
Friendzのアプリのサイト
https://web-app.amazing-friendz.com/en/homepage
Friendzのホワイトペーパー